ヴィルヘルム・ハンマースホイ展/国立西洋美術館

先日この展覧会に行ってきました。

http://www.shizukanaheya.com/room/index.html

住んでいる家の室内と、その中にいる自分の妻の後姿の絵がとても多かった。
ほとんどそれを描いていた画家のようです。

室内や妻という卑近な題材であるのに、永遠や普遍を感じさせる絵です。

私は思うのですが、奇抜なものだけではなく、平凡な日常の中にも、絵の題材はいくらでもあるし、永遠も普遍もすぐそばにあると思う。
通勤の道や電車の窓の中にも、美はそこらじゅうにあります。
だから、平凡な毎日でも退屈ということはないです。(柳)